ダイソー2WAYランタン(12+1LED) USB電源化





 ダイソー「2WAYランタン 大型ランプ付(12+1LED)」はアルカリ単3乾電池3本使用です。
 これにUSBケーブルを繋げてUSBから給電できるようにします。
 AC-USBの200円スマホ充電器で使っていこうという目論見です。

 ※注意:後日談にあるように過電流や発熱に注意。







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 早速分解です。

 ネジは電池ボックスの中とスライドフックで隠れているところの2個です。


 事前に先人たちの調査をネットで調べていた通り、1LED分への抵抗(22オーム)は空中配線です。
 12個の方はSMDで、基板上にチップ抵抗が1個乗っています。

 

 給電用ケーブルは同じくダイソーのUSBケーブル。
 片方がAオスなら何でも良いので、今回はスマホ充電ケーブル。
 

 使わないマイクロUSB側を切ってケーブルを壁掛け用の穴から中に通します。
 USBケーブル内は4本線がありますが、通信用2本は使わないので電源用2本だけを取り出します。
 テスターで確認します。(たいていは赤と黒ですが)
 電池ボックスは使わないつもりなので、端子から配線をはずし、プラスマイナスを間違えないようにハンダ付けして熱収縮チューブでカバーして配線完了です。

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 300円のモバイルバッテリーをつなげてみます。
 スイッチは生きているので、電源を繋げただけでは光りません。

 
1LEDと12SMD。


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 改造後、だいぶ前に買った200円のAC-5VのUSB充電器で使っています。
 
これです

 半月ほど特に問題なく使えています。

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後日談

 10分連続で使っていると充電器がだいぶ発熱するので気になっていました。
 旧型の充電器は1Aと書いてあっても実質500mA前後であると聞き、それが関係しているのではと考えて現行の5V1A充電器を買ってみました。
 しかし結果的に現行の充電器でも同程度発熱するので、熱に関してはそういうものだと納得することにしました。

 ところが。

 充電器(電源)を交換して数日、点けていた12SMDライトが突然消灯しました。
 分解してみると、SMD基盤のプラス配線が外れています。発熱でハンダが溶けたのかな?とハンダし直しました。

 しかしその翌日、また消灯してしまいました。
 再び調べてみると、どうやらチップ抵抗周りの基盤が熱で変形して、チップ抵抗が浮いてしまっている様子。
 ハンダしなおした配線も皮膜が少しコゲています。

 推測ですが、

 1)アルカリ電池での使用を前提にしているので、明るさ確保のために抵抗値を極力抑えている。
  ↓
 2)旧型のUSB充電器は出力が実質数百mAであったので問題なかった。
  ↓
 3)現行のUSB充電器は1A出力できるため、元々のチップ抵抗では過電流気味になっていた。
  ↓
 4)過度の発熱による配線外れや基盤熱変形

 なのではないかなと考えています。

 今はとりあえずチップ抵抗をハンダ付けし直してコゲた配線も直して旧型充電器に戻して様子を見ているところです。
 長時間離席や留守中に使うことは無いのですが、気をつけなくてはいけませんね。
 現状で充分明るいので、制限抵抗をもう少し上げようかと考えています。

(2017年10月18日)
 

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